時代の流れでwebの制作会社にも動画の依頼をいただくことも多くなりました。
先日ある企業様の動画撮影を行った際に、ストーリーを作成することになったので、
その際動画の撮影&制作にあたり考えたことや必要なことを備忘録として残しておこうと思います。
1.伝えいたいことはなにかを明確にする
その動画を通して、ユーザーに何を伝えたいのか?製品の良さなのか、人柄なのか。技術なのか。ここをしっかり撮影部隊とクライアントとすり合わせてしておく必要があります。
ここが双方でずれがあったり、伝えたいことが明確になっていないと
撮影時も編集時も無駄に時間がかかったり、目的とは異なる動画ができあがったりします。
2.この動画を見たい人にどうなってほしいか
伝えたいことが明確になったら、動画を見たユーザーにどんな気持ちになってほしいのか?どんな行動をとってほしいのかを考えます。
動画撮影時に、目先のことにとらわれすぎて、この2を忘れていることがよくあります。かっこよくとりたい、撮影技法はこれでいこう、編集フィルターはこうしよう!などは後付けでOKです。
この動画を見た人がどうなってほしいかを、しっかり答えとしてもっておきましょう。
3.登場人物を書き出す
動画に登場する人物やモノを書き出すことはとても大切です。
ここに抜けがあると「取り忘れ」が発生します。かならず登場する人物や用意しておくものを書き出して、準備しておきましょう。
その際に、登場人物やモノを具体的なところまで落とし込んでおきましょう。
例えば人であれば、男性なのか女性なのか、年齢は?家族構成は?どんな服装で何が趣味なのかなど。
いわゆるペルソナです。
これを決定しておくおこで、次のストーリー作成がスムーズに進められます。
4.撮影場所の確認
撮影場所を明示化しておくとよいでしょう。
撮影場所が特定できていないと、シーンの切り替え時や天候など事前準備が必要なところで抜けがでてしまいます。
必要なシーンと紐づけながら、撮影場所の書き出しを行いましょう。
5.心を動かしてほしい対象はどんな人か
動画をみて心を動かしてほしいターゲット層を洗いだしましょう。
ターゲットを明確にすることで、特定のターゲットがどうすれば心を動かすのかをより具体的に考えることができます。
6.動画の公開場所を決めておく
最後に、忘れがちだけど大切なのが動画の公開場所です。
自社サイトのホームぺージなのか、営業で使用するのか、はたまた合説などでのしようか?大人数が見る、展示会か?によって編集時間も異なります。
上記によって、音楽は必要なのか?ナレーションは?音声撮りはあるのか?などの確認が必要になってきます。
ここをはっきりさせておきましょう。
いかがでしょうか?
上記を必ず押さえて撮影を行うことが大切です。
私自身はディレクションとして参加することが多く、カメラマンや撮影担当者はディレクション内容に則って撮影を進めることが多いです。
軸がぶれないように上記をしっかり固めておきましょう。
以上、まず何からするべきか迷っている方の参考になれば幸いです。